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のめり込んで泳ぐ君と冷たい肉まん

雨雲と地と陽炎

さあ、「事実」について考えてみよう。そんなに難しく考える問題ではない気がするんだ、「大工」のことはね。

怒って自転車をこぐ友達と霧
北方謙三さんの水滸伝の人間味あふれていて凛々しい作中人物が、原作の水滸伝の108人になぞらえて、主要な作中人物が108人でてくるが、敵方、政府側の作中人物も人間くさいのがいて、血が通っていると思える。
登場人物に実際の人の様なもろさが見えるのもまた、心酔していた理由だ。
弱いなりに自分の目標とか未来の為に可能な限りチャレンジしているのが読破していて楽しい。
読破していておもしろい。
しかれども、魅了される登場人物が不幸な目にあったり、夢がなくなっていく描写も心にひびくものがあるからはまる物語だ。

具合悪そうに泳ぐ姉ちゃんとあられ雲
社員で働いていたころ、なかなか退職するきっかけがやってこなかった。
どうしても辞職したかった訳ではないから。
仕事をする情熱がなかったのかもしれない。
面倒くさくなって、その時、熱意を込めて今月で辞職すると報告した。
そんな日になぜか、普通は少し気難しいと印象を抱いていたKさんが、話しかけてきてくれた。
会話で、全然事情を知らないKさんが「この仕事、難しいよね。だけど君はもう少し続くよ」といった。
悲しくて胸が苦しくなった。
これも何かのきっかけだと思い、会社の帰りに、教育係に辞職を無かったことにしてもらった。
一生懸命歌う弟と失くしたストラップ
ずいぶん昔、観賞した作品が、ビフォアサンライズで、邦題は「恋人までの距離」という。
20歳のお姉さんに、「とてもいい作品」と一押しだった物語だ。
旅の帰りの電車の中で居合わせたアメリカ出身のジェシーと、フランス人の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌは少しだけオーストリアのウィーンを歩き回る話だ。
この話の構成の変わっている所は、これだ!というパニックシーンだったり起承転結の点の部分とか、組まれていないとこ。
出会ったばかりの2人が、恋愛や生きる事や死ぬことに関してじっくり考えを述べる。
観賞した時高校生の私は、分からないことが多く、幼く、退屈しながら見過ごした作品だった。
しかし、先日、たまたまTSUTAYAで発見することができ、懐かしく思い借りて再び見たところ超感動してしまったのだ。
特に、レコードショップで、ケイス・ブルームの曲を聞きながら視線を投げあうところ。
2人の帰国がやってきて、つまり、サヨナラのシーン、そこで最後を迎える。
その時は心に響かなかったこの映画、時間をおいて楽しむと、ちょっと違う見方ができるのだろう。
その後、ケイス・ブルームのCDを、itunesで探し出して聞いてる最中。

ゆったりと吠えるあの人と私
夏期なので呼び物がものすごく多くなり、今日この頃、夜更けにも人通り、車の通行がめちゃめちゃたくさんだ。
農村の奥まった場所なので、いつもは、夜、人の行き来も車の往来もそれほどないが、花火やとうろうなどがされていて、人通りや車の往来がすごく多い。
日ごろの静寂な夜更けが妨げられていささか耳障りなことがうざいが、常日頃、にぎやかさがわずかな田舎がエネルギーがあるようにうつるのもまあいいのではないか。
隣近所は、街灯も無く、小暗いのだが、人通り、車の通りがあって、にぎやかさがあると明るく感じる。
のめり込んで熱弁するあの人とアスファルトの匂い
買いととのえた仕立てるために必要な布で、幼稚園に2週間後から通うひとり娘の入れ物を縫わなくてはならない。
それは、家内が縫うんだけど、私も嫌いではないので、忙しそうだったら手伝おうと思う。
ボールや靴をしまうきんちゃく袋が幼稚園に通うのに必要らしい。
ミシンも遅まきながら家に届いた。
使用感も感じてみようと思っている。

雹が降った祝日の晩に歩いてみる
辺ぴなところに住んでいると、ネットでものがお手軽に購入できるようになったのが、とても簡単だ。
その理由は、駐車場がある本屋が市内に一軒しかなく、本の品ぞろえもひどいから、買いたいマンガも買えないからだ。
本屋で取り寄せるよりネットショップで買う方が簡単だ。
それは、書店に行くのに車で30分以上かかるからとてもめんどくさい。
ネットに慣れたら、本以外もインターネットで手に入れるようになった。
家電は、ネットのほうが絶対に安価で、型番商品は絶対にオンラインショップ購入だ。
だけど、実物は見てみたいから、近くの家電量販店で、見てから最終的に決める。
泣きながら跳ねる母さんと夕焼け
さやかちゃんは一見おっとりしているように見られるらしいけど、活動的な女性。
優しい旦那様と、3歳の賢治の、一家で、エスニック料理店のななめ向かいのマンションに住んでいる。
一般事務の仕事も子育てもしっかりこなして、かなり忙しいけれど、時間の使い方は上手い。
ちょっとでも暇を見つけると、どこか行かない?と必ずメールをくれる。
私は結構頻繁にクッキーを買って、さやかちゃんのうちに遊びに行く。

雲が多い火曜の夕方は外へ
見とれるくらい素敵な人に出くわしたことがありますか?
実は一回だけありました。
電車の中で同い年くらいの女性。
女性の私ですが、ドキドキしてしまいました。
どれくらいお手入れをしているか、という本人の努力も関係すると思います。
だけど、本人からにじみ出るオーラはたぶん存在しますよね。
日本には素敵な人が多くいるんだなーと思いました。
曇っている木曜の早朝に散歩を
子とのふれあいをすると、自分の子供はとってもなじんでくれる。
一歳までは、仕事がとても激職で、会うことがあまりなかったため、たまたま顔をあわせても泣かれていた。
父なのにと悲しい気持ちだったが、仕事の業務が多忙だからとあきらめずに、毎週、休日にお散歩に連れていくらようにした、抱きしめても、お風呂でも普通になった。
今日この頃、仕事で玄関をでるとき、俺が行くことが悲しくて泣いてくれるのが嬉しい。

息絶え絶えで踊るあの人と冷めた夕飯
太宰の斜陽、好きの私は、三津浜の安田屋旅館に宿泊に行った。
同じく太宰をよく読む母。
その安田屋旅館は、彼が斜陽の章の一部を集中して執筆するために泊まった港町にある旅館。
一歩動くと、ミシミシと、音がする。
向かったのは、宿泊した二階にある小さな部屋。
富士が半分だけ、頭を出していた。
目の前の海の海面には生け簀が作られていた。
このへんは足を運んだかいがある。

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